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Chef's Tips シェフからのヒント

シェフによる料理に関するさまざまなヒントがここにあります。
会員になってセッションに参加すれば、シェフに直接相談することも可能です。

■Chef's Tips_Vol.1
毎日の料理をもっと楽しむためのヒント

TOMOHIRO OGAWA小川 智寛
毎日の料理をもっと楽しむためのヒント
TOMOHIRO OGAWA小川 智寛
フレンチレストラン エルブランシュ
東京都 麻布十番

料理を作るのに、毎日すべてを最初から繰り返していたのでは時間に追われてしまいます。時間に追われては料理を楽しめませんよね。

 

1つ目のポイントは、献立をまとめて考えておくことをお勧めします。
ちょっとした合間に大雑把でいいので1週間分の献立をメモっておきます。そうすれば今日は何を作るのかがある程度決まっているので買い物も効率的になり、料理もスムーズに作り始められます。 献立さえあれば料理は半分できたようなものです。

 

2つ目のポイントは、作り置きできるものはある程度まとめて作っておきましょう。
ある程度作り置きしておいた料理を組み合わせることでかなりの時間短縮になります。ソースや付け合わせなど冷凍できるものや日持ちするものをまとめて作っておきましょう。

 

この2つのことをやるだけで心に余裕ができます。

 

3つ目のポイントは、自分好みの食器を使うことです。料理をきれいに盛り付けられるとテンションが上がります。自分の好きな食器を用意して、そこに料理を盛ればそれだけでワクワするので料理をするのが断然楽しくなります。

料理を楽しむために最初はほんのちょっと努力が必要ですがすぐに慣れて楽しくなりますから、ぜひ試してみてください。

JUNPEI TAKANO髙野 順平
毎日の料理をもっと楽しむためのヒント
JUNPEI TAKANO髙野 順平
北新地で働く人の憩いの空間 プレゴ
大阪市北区 北新地

私が料理に打ち込むようになったきっかけは、イタリアンレストランでアルバイトをしていた時に、お客様が帰り際にあなたが作ったピザがすごく美味しかったよと直接伝えてくれた事がきっかけでした。

当時、オープンキッチンのピザ場を任されていましたが、すごく嬉しかったのを今でも覚えています。そこからどんなお客様が食べるのか気になるようになりました。

その後、毎日スタッフの賄を作る時期は常に賄い何にしようかなと考えていました。
誰が出勤するのか、その日の天気、季節、テレビや雑誌、ネットでみたもの何でも参考にしていました。
その中で誰に食べさせたいかとか、街をイメージしたり、自分の中でいテーマを勝手に想定して作るようになりました。

家庭で毎日の料理を作ることって義務になったり、時間に追われたり、ましてや給料がでるものでもないのでなかなか楽しむ事って難しいと思います。その中でも考え方を少し変えるだけで向き合い方も変わると思っています。

食べてもらう相手の体調を考えたり、好きな俳優さんに作るイメージだったり、憧れの街で食べるならとか、ちょっとしたゲーム感覚にしても良いかと思います。片付けまでスムーズにできたり、焼き加減がバッチリだったり、そんな些細な事でもできたら嬉しかったりします、僕は(笑)

そんな風に考えていたことを、食事中の会話に混ぜるだけで、次の食事のテーマだったりイメージが出てくることもあったり、意外な発見があったりしてくると思います。
お内情に時間を過ごすなら楽しく過ごした方が僕は好きです。
毎日の中に料理を楽しめるヒントになったらいいなと思って書きました。

JO ITO伊藤 穣
毎日の料理をもっと楽しむためのヒント
JO ITO伊藤 穣
フレンチシェフの自家農園
長野県 千曲市

先ずは、自分の知っている料理を複眼的に見てみましょう!!

例えば、卵チャーハン。ゴマ油ではなくバターで炒めてみる。

中華の素ではなく和風出汁の素を使ってみるなど。
同じ材料でベースを変えてみるだけで新たな料理が出来上がります。

更に、ハンバーグが出来ればフレンチのパテやミートローフなどいろいろな事が出来るようになります。

料理は難しいものですが、少し、新たな工夫を取り入れてみては如何でしょうか!
素敵な自分料理が出来るようになります。

KOJI TANAKA田中 宏治
毎日の料理をもっと楽しむためのヒント
KOJI TANAKA田中 宏治
ニュー・アメリカン・キュイジーヌ
東京都

まず皆様が料理を作る上で初めに悩む事が献立作りだと思います。!!

私の場合献立を考える際、先ずは自分が食べたいと思うものをノートやパソコンに書き出します。

そしておもてなしする方の好き嫌いを把握し、その方の健康や好みに良いと思う料理と自分が食べたいと思う料理に重ね合わせてみましょう。

そうすれば闇雲に無駄なものを買わない様になるし、欲しいレシピも出てくるはずですね。

食べる人のことを思い先ずは頭の整理ができれば、おのずと目標が出来たり新しい事にも挑戦できるはずです。

私にとっての料理とは自分と相手を繋ぐ一つの手段だと思います。

TOMOYA OBATA小幡 知哉
毎日の料理をもっと楽しむためのヒント
TOMOYA OBATA小幡 知哉
創作料理 パパクックキッチン
北海道 札幌市

「テーブルに一輪の薔薇を」、そんな言葉があります。

料理を作る時、テーブルセットからこだわってみると良いですね!レストランや居酒屋の様な食卓を用意すれば、作る料理も考えやすいし食べる人の驚き楽しむ顔が浮かびますね!

毎日は大変ですが、食べる人の驚き楽しむ姿を考えるのが、毎日の料理を作る楽しみであり、料理を作る原動力ですね。

「料理とか何か」
簡単に言うと食べてもらう物
難しく言うと受け入れてもらう物

料理とは材料を理解すると書いて料理と誰かが言ってました。
相手を知らず受け入れるのは難しく思うが、相手を思い受け入れる事を望む物でもある。

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